プラスチック・フリー・ジュライも終わり、もう8月ですね。時間が経つのが早すぎてびびってます。
今回は、サスティナブルな生活を目指すときに気を付けたい事や賢く節約になる方法などを紹介していきます!
まだ使える製品を捨ててまで、エコグッズを買い揃えたり、予算オーバーなのにエシカルなブランドに手を出したり…
など、エコライフを送っているつもりで実は逆だった、なんて事もあるかもしれません。
「そもそもサスティナブルな生活って何?」という事も考えつつ、賢く地球にも自分にも優しい生活を作っていきましょう💛
1. サブスク、会員登録、スタンプカード
ハワイの量り売りやエコショップでは会員制・サブスクをやっているお店もあります。
少しだけですがお得になるので、よく通う/通う予定の方はメンバーになるのがおすすめ。
例えば:
ハワイのローカル姉妹による、ゼロウェイストのオンラインショップ。
定期的に商品が届くSubscribe & Save で購入すると商品が10%オフに。
配達の頻度も1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月ごとの中から選べて、必要なくなったらいつでもキャンセルOK。
歯ブラシ、ボディ用スポンジ、シャンプー系など、買い換える必要がある物はサブスクで買った方がお得です。
まだ買った事ないからサブスクにするのはちょっと心配…という方は、クーポンコード「HinainHawaii」で10%オフになるので、是非試しに買ってみてくださいね!
オンラインショップはこちら: https://rplanetshop.com/
自然食品ショップのコクア・マーケットは会員でなくてもお買い物できますが、
お店の人には「よく来るなら入会した方がお得よ!」と言われました。
入会するとメンバー限定価格で商品が買えたり、1年に4回店内商品全て15%オフになるセールがあったり、と色々割引になるそうです。
オートミール、お米、ナッツ類はもちろん、お茶、コーヒー、石鹸、ナッツバター、スパイス各種まで量り売りで買えるのでとっても便利なお店。
他では売っていないスキンケア、ビタミン、冷凍食品などもあって見ていて楽しいです。
入会費は$160、一度に払えない場合は毎月$10ずつ払うプランもあります。
維持費もないので、長く会員になっていれば元も取れるはず。
わたしはそこまで行かないので会員にはなっていませんが、行くたびに会員価格を見て入会しようか迷っています(笑)
会員登録について詳しくはこちら: https://www.kokuamarket.com/ownership
カイルアにあるゼロウェイストショップ「プロテア」ではスタンプカードがありました。

お買い物1回するごとに1スタンプ。
10スタンプたまるとクリーニング用品が16オンス(約470ml)タダになります。
(*ペット用シャンプーを除く)
よく行く人は是非スタンプカードをもらって貯めてくださいね。
2. オンラインで買う時は二酸化炭素排出量も考慮
今はオンラインで様々なエコグッズが売っていて、あれもこれも頼みたくなってしまいますよね。
たくさんあるエコブランドから選ぶ時に気をつけているのが、配送時にかかる二酸化炭素排出量。遠いところから配達される商品はそれだけ二酸化炭素も出ているので、なるべく家から近いブランドでお買い物するようにしています。
ハワイは特にアメリカ本土から離れているので、ハワイの地元ショップ・ブランドを利用する事が多め。
ハワイでは手に入らない物は、カリフォルニア州・ワシントン州などハワイ寄りの西海岸にあるブランドから買っています。
ブランドによってはOne Tree Planted というNPOと提携して、お会計時に1ドル追加で木を植えられるところも。1ドルで自分が出した二酸化炭素を回収できるならいいか、と思って毎回払っています。
3. プラスチック製の物でも使える物は使い切る
ゼロウェイストな生活を目指し始めた時に悩まされたのが、これまで使っていたプラスチック製品。
プラスチックが環境に悪い事を知った上で使い続けるのは罪悪感がありましたが、まだ使えるのに捨てるのはもったいないよなと思い直して、使い続ける OR 消耗品の場合は使い切る事にしました。
すでに買ってある歯磨き粉、カミソリの替刃、シャンプーの詰め替えなど、家にあるものは使い切ってからプラスチックフリーな物に変える。
プラスチック製のお箸セットやタッパーなど繰り返し使える物は丁寧に使って、なるべくゴミになるのを避けるようにしています。
未開封の生理用品やシャンプーは、NPOを通じて必要としている人に寄付した事もあります。
エコライフは身の回りにある物を全部ゼロウェイストに買い替えるのが目的ではなく、一番地球に優しい生活を見つける事だと思っているので、例えプラスチック製の物を使っているとしても、半永久的に使えるならそれでOK。
今ある物が壊れてしまったり処分する事になってからエコな製品に変えるので充分🙆♀️
4.「グリーンウォッシュ」の広告に注意
「グリーンウォッシュ」とは、会社が証拠もなく「環境に優しい」と見せかけるマーケティング手法。
今はSDGsなどが流行り、エコ=いい会社というイメージを持たれがちです。
それを逆手にとって、アースデーの期間中だけ自然の画像をSNSに載せたり、パッケージに「サスティナブル」と書いたり、エコな取り組みだけ公表して、実はそれ以上の環境汚染をしていた、などなど上部だけの会社も残念ながらあるようです。
わたしがブランドや製品を選ぶ時に気にしているのが
B コーポレーション、フェアトレードなど信頼できる認定証を得ているか
ウェブサイトで環境への影響に関する報告書を公開しているか
収益をどんな団体に寄付しているか ということ。
わたしも実際、洗顔ブラシを買おうと色々なブランドを見ていた時「エコ・フレンドリー」と書いてある商品を見つけたのですが、ウェブサイトにはなぜそれがエコなのかが全く書かれていないという事がありました。
新しい物を買う時は、パッケージだけで判断せずに少しリサーチしてから買うのがいいかもしれません!
5. 3Rならぬ5Rを知る
環境の3Rは街のポスターなどでもよく見ますが、それがレベルアップした5Rというものがあります。
基本の3Rは
Reduce(減らす)
Reuse(再利用)
Recycle(リサイクル)
5Rはそれに2つ加えた物で、色々な定義がありますが、よく聞くのが
Repair(修理)
Refuse(断る)の2つ。
Repair
壊れた物は捨てずに、修理して使う事。
洋服、おもちゃ、家電、ジュエリーなど直して使える物はたくさん。
自分で直せない場合はお直し屋さんがあるので、探してみてくださいね。
パタゴニアなど環境へ配慮しているブランドでは、ウェブサイトで修理の仕方を学んだり、修理サービスに申し込む事ができます。
パタゴニアの修理サービスについてはこちら: https://www.patagonia.jp/jp-repairs.html
Refuse
ゴミになりそうな物をオファーされた時に、断る事も大事。
身近な例だと、
使い捨てのお箸・ストロー
レジ袋
ギフト用包装(家にあるもので包める場合など)
レシート(SMS、Eメール等で送ってもらう)
などなど。
あと忘れられがちなのが、「リサイクル」は最後のRだという事。
リサイクルは使わなくなった物を再生利用してくれますが、デメリットとして
リサイクルできる物でもリサイクル回収ボックスに入れない人の方が多い
全てのプラスチック、紙がリサイクルできる訳ではない
物によってはリサイクルできる回数が限られている
という問題があります。
なので、まずは他のRを実践しつつ全体的なゴミの量を減らして、最終手段としてできる物をリサイクルに回すのが理想!
エコな生活へのヒントをご紹介しましたが、何か面白い情報はあったでしょうか?
環境に優しい生活を目指すにあたって、この記事が「何がサスティナブル?」という事を考える機会になれば、と思っています!
Mahalo~