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英語上達への道!リスニング&スピーキングの強化方法

過去に何個かオンラインで無料受講できる英語のクラスを紹介しましたが、今回は英語が上達する方法をリスニングとスピーキングに絞ってお話したいと思います!


ハワイに来て一番感じたのが、学校で習う英語と実際の英語は全然違う事。


日本では中学1、2年と文法や単語を学びましたが、実際に喋ろうとすると、まず相手が何を言っているか聞き取れない、そしてうまく伝えられない。


文法も単語も作文するのには役立ちましたが、会話になると全く戦力にならず、リスニングとスピーキング力の大切さを痛感しました(笑)


わたしが英語をほぼ0から覚えた時に役に立った事をシェアしていきます☺️


リスニング


英会話を身に付ける上で大事だなーと思ったのがリスニング力。

会話をしようとして相手の言っている事が分からなければキャッチボールもできないですよね。


耳が英語に慣れてくると、断片的でも単語が聞き取れるようになって、だんだん相手が何について話しているのか想像できるようになります。


他の人が使っている言い回しや単語を聞き取れれば自分でも使えるようになるので、自分の話せるレパートリーも増えます◎


1.「分からない」という不安や考えを持たない


ネイティブの人が早口で英語で話しかけてきた時や、一度言ってくれたのに分からずに聞き返してしまった時「分からなかったらどうしよう」と不安になる事がよくありました。


ちゃんと聞いてみればシンプルな事だったとしても、焦っていて意識が別のところに向いているのか、理解するのに余計時間がかかっていた気がします。


そこで実践するようにしたのが、たとえ最初聞いて1単語も分からなくても「大丈夫、理解不能レベルの会話はしてないはず」と自分に言い聞かせる事😂


「どうしよう」と不安な気持ちを抑えて「何か分かる単語があるはず!」と切り替えると、割と高確率で理解できます🙆‍♀️「分からない」と自分で思ってしまうと、もうそこで分からないモードに入ってしまうので「もしも分からなかったら…」という事は考えないようにしていました。


分からなかったら聞き返せば良い、繰り返し言う手間を惜しむ話し相手はいらない、ぐらい開き直ってOK(笑)


ハワイは英語を第二言語としている人がたくさんいるので、ゆっくり話したり簡単な言葉を使ってくれる人が多いです!


2. 耳を英語に慣れさせる


リスニングを上達させるにも、普段日本人が周りにいる中で

英語にずっと触れているのは難しいかもしれません。わたしの家族も全員日本語でしゃべるので、家にいる時や学校が休みの期間などは英語をほぼ聞いていませんでした。


そういう時に便利なのが、英語の音楽、テレビ番組、ラジオ、映画など。

英語を聞くのに抵抗をなくすにはてっとり早い方法でした🙆‍♀️


好きな歌手の曲の意味を調べているうちに単語を覚えたり、スラングを学んだりと色々勉強にもなりました。オンラインゲームで、インターネットならではの略語を知ったり(笑)


ラジオやテレビ番組はテンポが早いですが、スタンダード・イングリッシュと呼ばれる標準語で放送されているので、綺麗な英語を聞くにはもってこい。


ハワイの英語は訛りが強いので、できれば最初はスタンダード・イングリッシュで学ぶのがおすすめです…


わたしはよくアメリカ本土の人に「ヒナの英語は日本とハワイの訛りが入ってるね!」と言われます😂


普段地元の人と話していると、「そんなにハワイの訛りってあるのかな?」って感じですが、やっぱり全然違うみたいです。


3. 聞きながら想像力を使う


(1)とも関連していますが、話を聞きながら「この人は何について話しているんだろう?」と想像力を働かせる事で補ってきた事も少なからずあります。


例えば高校に入学した初日「次はアドミニストレーションビルディングに行って、ID(学生証)の写真を撮った後、ジムに行ってアセンブリーに参加してね」みたいな主旨の事を言われたのですが、当時のわたしはぽかーん。


アドミニストレーションって何?アセンブリーって何?となにも分かっていなかったのですが、とりあえずIDが必要でその後ジムに行かなきゃいけないという事だけ把握。


単語の意味は後々学びましたが、その時は「合っているか分からないけどこんな感じの事を言っているんだろうな〜」という緩い感じで聞き取っていました。


最初のうちは100%理解するのは無理なので、聞き取れた単語を頼りに、どんな話題なのか、何を言わんとしているのかと推測しながら聞くと、意外と分かったりします。


スピーキング


英語を学んでいる途中の人からよく聞く「自分の言いたい事がうまく表現できない」という問題。


大人になって会話のレベルが高くなるほど、日本語で考えている事を英語で伝えるのが難しくなると思います。


わたしは英語を学び始めたのが14歳で、その頃は専門的な話をする機会も少ないし、あまり不自由は感じなかったのですが


大学でオレゴン州に渡り、政治学を専攻するようになってから新しい壁に当たりました😅


アメリカの大学はディスカッションが多くて、軍事政権の特徴とか平和部隊の歴史について意見を述べろと言われると、付いていくのに必死でした…。


正直、個人的に英語を話すの事に苦手意識があって、中々自信が持てなかったのですが、そういう高レベルな会話をせざる得ない場面に置かれてぐっと成長できた気がします。


1. 文章を考える時は英語から


日本語の基盤がしっかりある人が英語を学ぶ上でやりがちなのが、言いたい事をまず日本語で考えてから英語に翻訳するというプロセス。


直感的に日本語で考えが思い浮かぶのは自然ですが

日本語で始めちゃうと翻訳するのに時間がかかるし、文法も違うので言葉の順序を入れ替えるという作業も加わってしまいます。


器用な人はぱぱっと翻訳できるのかもしれませんが、個人的には時間がもったいないので(特にディスカッションなど早いテンポで会話が進んでいる時)、文章を組み立てたい時は英語で考える練習をしました。


何か意見したいときはとりあえず「I think...」とか「That being said...」とか前置きから英語で考えちゃう🙆‍♀️


日本語で考えてから翻訳すると、英語の単語を知らない…という事も起きてしまうのですが、別にその単語を使う必要はないし、他のアプローチもたくさんあるので柔軟でいる事が大事。


高度な単語を知らなくても、簡単な単語を繋いで伝えたい事を言えればそれでオッケー。


例えば「政権交代の時に〜」と言いたい時、「政権交代」という熟語を英語で知らなくても「when they changed the government leaders(政府のリーダーが替わった時)」と説明すれば通じます。


くどい言い回しとか幼稚な喋り方になってしまう事もありますが、最初はしょうがない!

知っている単語をつなぎ合わせて伝わればそれでよし。


2. 言葉に詰まった時に使う英語を知っておく


なんて言ったらいいか分からない時にできる気まずい沈黙。


そんな時には繋ぎ言葉を使って「言葉ど忘れしちゃっただけなの!」的なノリで相手がこっちの言いたい事を汲み取ってくれる事を願うのもアリ😂


今でも現地の人と話してて、なんて言えば良いのかパッと思いつかない事があるので

「絶対説明は足りていないけどなんとか分かって!」と思う時もあります(笑)


「Well...」、「Umm...」、「Whatchamacallit..」、「What is it called again?」みたいに言葉を探す間文章を繋いだり


「Does that make sense?」、「You know what I mean?」、「Do you get it?」と相手の理解度を確認したり。


「何言ってるかわかんない!」と言われたら仕切り直してまた別の言葉を探します。


3. ネイティブの人の真似をする


これはリスニングも大事になってくるのですが、ネイティブの人が使っている言葉とか発音を真似できるとすごく役に立ちます!


引っ越してきた頃、バイリンガルの友達に「どうやって英語話せるようになったの?」と聞いたら、4人ぐらい口を揃えて「最初は周りが言ってる事を真似してた」と言っていました。


地元の子や先生が言っている事を覚えて使って、自分のものにするというプロセスを何回も繰り返して、だんだん会話力も身につきました。


アメリカ人独特の反応の仕方(皮肉っぽい返事やアメリカンジョーク?など)も、周りが使っているのを見て覚えました!


4. とりあえず喋る


長々といろんな方法を書きましたが、一番てっとり早く上達する方法はとりあえず喋ること😂


「間違えるかもしれない」「変な事言っちゃうかも」など不安要素はいっぱいあって、しゃべるのに抵抗がある人もいるかもしれません。


でも実際ネイティブの人でも完璧な文法をいつも話しているわけじゃないし、ハワイなんて余計適当なイメージ。


英語で話す機会があったらいっぱい話して、英語のハードルを下げるのが上達への近道かなーと思います。


地元の友達や彼氏ができて、自分の意見を言わなきゃいけない場面に立たされるとわーっと喋れるようになるから不思議です。火事場の馬鹿力でしょうか🤔


英会話を習っている方や学校で英語を学んでる方も、先生といっぱいおしゃべりするのがおすすめです。


どんなにしっかり教科書を読んでノートをとっても、実際に経験しないと身につきません。

間違ってたら誰かが教えてくれるし、気にされない程度の間違いだったら気にする事もなし。


わたしは早口になると口が回らなくなってよく変な発音をするので、現地人の彼氏にはちょいちょい直されていますが、直された単語はもう間違えないです(笑)


スピーキング力をつけたい方は耳を英語に慣れさせつつ、地元の人を真似してお喋り好きになってみてくださいね。


Mahalo~

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