サスティナブルな暮らしを目指すのに欠かせないのがゴミを減らすこと。
日本では3Rが有名ですが、今回はもう一つ加えた4Rについてお話したいと思います。
4Rはなんの略?
4Rは英語のRefuse、Reduce、Reuse、Recycleの頭文字からきています。
Refuse(リフューズ):断る
Reduce(リデュース):減らす
Reuse(リユーズ):再使用
Recycle(リサイクル):再生利用
カタカナで書かれていてもピンと来ないと思うので、具体的な例と一緒に説明しますね。
Refuse:リフューズ
不必要・ゴミとなる物を断る事。4つのRで最初のステップです。
お買い物の時に、お箸やレジ袋を断ったり、本当に必要な物以外は買わない、など。
これまでは、断るチャンスもないままお店の人がストローをさしてくれちゃったり、お箸が袋に入ってたりして、なかなか実践できていなかったのですが💦
ハワイでは2021年1月からプラスチックの容器やカトラリーが使用禁止となり、レストランやカフェは紙やリサイクル可能な素材の物へ移行しています。
ただ、パンデミックの影響でプラスチック容器を使いきれなかったレストランもあるので、2021年3月まではお客さんがリクエストした時のみプラスチックの物を渡してOK。
今では必ず「お箸/ストロー/袋いりますか?」と聞いてくれるので、断りやすいです。
聞かれた時に断れるように、マイ箸・ストロー・エコバッグは持ち歩くようにしています😁
また、衝動買いをしない事もリフューズに繋がります。
欲しい物があったら、一度帰って本当に必要なのか吟味してから購入。
節約にも繋がるし、結局使わずに処分しなければいけないという事も防げます。
Reduce:リデュース
リデュースはゴミの排出量を減らす事。
商品を買うときにはゴミが出ない方法を探したり、ゴミになりにくい物を選んだりすることで、ゴミの量を減らせます。
リデュースのためにできる事の例としては:
・可能な限り、量り売り・詰め替えの商品を買う
・ゼロウェイストなどリサイクル可能なパッケージの商品を使う
・長持ちする物を買う
などがあります。
わたしがよく使っているゼロウェイストのお店はこちら:
・LOLI Beauty: スキンケア
・R Planet: 生活必需品
・Onekea Bros: 生活必需品
・Kokua Market: 量り売り
洋服やアクセサリーは、すぐ壊れてしまう安物を買うより、少し高くても良質な物に投資して、長く使う事がおすすめです。
また、シャンプーや洗剤などを使う時は1回の使用量を減らす事でパッケージを捨てる頻度も減らせます。
Reuse:リユーズ
使い終わった物を再使用する事。
瓶、タッパー、新聞紙、段ボール箱、包装紙、など再使用できる物はいっぱいあります。
例えば、我が家では:
・パスタソースの瓶→アボカド栽培
・ピーナッツバターの瓶→グラノラ・オートミール
・アイスクリームの容器→調味料・コーヒー豆
・新聞紙→生ゴミ用のゴミ袋
・段ボール→クローゼット整頓
・古Tシャツ・古タオル→雑巾
・その他古着→フリマ・古着屋に寄付
という風に、色々使い回しています。
何回も使う事を考えて、商品を買う時にはガラス瓶など、洗いやすい&長持ちするパッケージに入っている物を選ぶ事も大事。
Recycle:リサイクル
4Rで最後のステップはリサイクル。
今ある商品を資源に戻し、別の用途に再生利用することです。
リサイクルで注意しなければいけないのは
・場所によってリサイクルできる物が限られている
・汚れた容器はリサイクルできない ということ。
リサイクルできない物を回収箱に入れてしまうと、他にリサイクルできたはずの物まで汚染されてしまい、全てゴミになってしまう可能性もあります。
飲み物やソースなどが入っていた容器は、しっかり中をゆすいでからリサイクルに出しましょう🙆♀️
食べ物の油なども汚染の原因になってしまうので、要注意です。
ハワイ州でのリサイクルについてはこちら

プラスチックも、ついている番号によってリサイクルできる・できないが分かれます。
例えば、ハワイでは1または2という番号がついたプラスチックのみ。
ペットボトル、洗剤、シャンプー、調理用油、ビタミン剤などのボトルについている事が多いです。
それ以外の番号がついているプラスチックはリサイクルできないので、ゴミ箱に入れてくださいね。
プラスチックのリサイクルについて詳しくはこちら
(Source: iMom)
今回は、ゴミを減らすための4Rについて紹介しました!
全て完璧に実践するのは難しいですが、できる事から心掛けていきましょう🙆♀️
Mahalo~